チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが来年1月にバルセロナから退団する可能性を示した。
2018年夏にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに加入したビダル。しかし、ビッグネームが揃うチームで出場機会を増やすことは容易ではなく、チリ代表MFは今シーズン、公式戦13試合で4ゴールを記録するものの、リーグ戦での先発は3試合ほどでほとんどが途中出場という状態だ。
限られた出番にもちろん満足できないと話したビダルは『TV3』で「12月やシーズン終了前にここで重要な選手と感じなければ、決断を下して、自分自身が重要と感じることのできる他のオプションを探すべき」と認め、退団の可能性に含みを持たせた。
「常にオファーが来ている。でも、今はバルセロナのことだけを考えているし、できる限りチームを助けたるために頑張りたい。選手はみんな主役として楽しみたいし、全試合でプレーしたい。でも、僕にはそのチャンスがない」
バルセロナで幸せと感じられないと明かしたビダルだが、それでもエルネスト・バルベルデ監督のチーム内にいる限りはさらに多くのタイトル獲得を目指してプレーしたいと強調。そして、トロフィーを掲げるためにチームには改善の余地があると語った。
「すべてが上手くいっているという人もいるけど、トロフィーを掲げるという目標を達成するために、チームはもっと良くなる必要がある。チャンピオンズリーグはかなり難しい大会だ。とても強いチームがあり、リヴァプールは昨シーズンに優れていることを証明していた」
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