ヴィッセル神戸FWダビド・ビジャが、今季限りでの現役引退を発表した。
13日に会見を開いたビジャは、今季限りでの引退を決断。2001年のトップチームデビューから、18年に及ぶキャリアに幕を閉じることを発表している。会見では、以下のように理由を語っている。
「コンニチハ。今日はお忙しいなかありがとうございます。ここで記者会見をするのは、今シーズン限りでプロとしてのキャリアの終止符を打とうと思い、この場を設けさせていただきました」
「この決断は自分のなかで長く考えました。これまでサポートしてくれた方々、家族や周りの人と話し合って決めました。コンディションとしては、今季いいプレーができていて、チームに貢献できるゴールも決めていますが、自分のなかで思っているのは、サッカーに引退させられるのではなくて、自分の意思で引退したい。今がそのタイミングであるという決断に至りました」
スポルティング・ヒホンでプロとしてのキャリアをスタートさせたビジャは、サラゴサでコパ・デル・レイ制覇に貢献するなどブレイクを果たし、2005年にバレンシアに入団。それから、2010年から2013年までを過ごしたバルセロナでは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で主要タイトル3冠も達成する。
その後、アトレティコ・マドリー、メルボルン・シティ、ニューヨーク・シティ、でのプレーを経て今年から神戸に移籍。今シーズンはここまでリーグ戦で12ゴールを記録し、得点ランキング5位タイにつけている。
また、ビジャはスペイン代表でも黄金時代を築き、EURO2008、2010年南アフリカ・ワールドカップの主要大会連覇時には、両大会で得点王に輝いた。代表で決めた63ゴールは同国史上最多得点数を誇り、2位のラウール・ゴンサレス氏（44ゴール）を大きく突き放している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
