2017-11-05-james(C)Getty Images

パス成功率「96%」…バイエルンの新たな“ピース”となりつつあるハメス

バイエルン・ミュンヘンのMFハメス・ロドリゲスが、大一番となった天王山・ドルトムント戦で躍動した。

バイエルンは4日、ブンデスリーガ第11節でドルトムントと対戦。首位攻防戦となったが、好調のバイエルンは序盤からドルトムントを圧倒する。ハメスの落としからアリエン・ロッベンが左足でゴールへ沈めると、ロベルト・レヴァンドフスキが右サイドのクロスから見事なヒールキックで追加点を挙げ、終わってみれば3-1での快勝となった。

この試合で攻撃的MFとして先発し、2アシストをマークしたハメス。互いに高いインテンシティーを持ち合わせた戦いとなったが、96%という驚異的なパス成功率を誇り、中盤でアクセントとなった。恩師カルロ・アンチェロッティ監督が解任され、一時は退団もうわさされたが、大一番で改めて実力を発揮し、チームの大きな戦力となりうることを示した。ハメスは試合についてこう振り返る。

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「ドルトムント戦は初めてだったし、とても嬉しい。勝つことは常に重要だ。僕らは再び素晴らしいプレーができたと思う」

続けて、「僕らは今、リーグ戦で首位に立っているし、立ち続けたいと思う。それこそが僕らの目標だからね」と、リーグ優勝への強い渇望を語った。ハインケス監督就任以降、無傷の連勝を続けるバイエルン。欧州王者奪還へ向けて、ハメスという新たなピースがハマろうとしている。

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