アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリエズマンが、5日のリーガエスパニョーラ第22節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのバレンシア戦(1−0)で見せたジェスチャーが話題となっている。
58分にFWアンヘル・コレアが先制点を決め、その後バレンシアの猛攻に耐えていたアトレティコ。終了間際にはカウンターを仕掛けるチャンスを得たものの、ボールを運んだグリエズマンはバレンシアの守備人数の方が多いことに鑑みて、相手ゴールに背を向けて味方の到着を待つという判断を下した。
このグリエズマンの判断に、メトロポリターノの観客はなぜゴールを狙わないのかと容赦のないブーイングを浴びせた。これに対してグリエズマンは、人差し指を口にそえる“黙って”のジェスチャーを行ったほか、大声で叫んで反論している。
なおシメオネ監督は試合後、この一件についてはグリエズマンの判断が正しかったことを強調している。
「グリエズマンはすべてをうまくこなした。攻撃陣が揃わないときに無理に攻撃をする必要はないし、ボールを保持すべきときにそうしていた」


