バレンシア 4-0 ラス・パルマス
バレンシア:ビエット(30分、48分、66分)、マクシモビッチ(54分)
コパ・デル・レイ5回戦第2戦が9日に行われ、バレンシアとラス・パルマスが大戦した。
第1戦を1-1で終えた両チーム。メスタージャに戻ってきたバレンシアはネト、ゴンサロ・ゲデス、ロドリゴらをベンチに置きつつ、シモーネ・ザザ、ルシアーノ・ビエットをスタメンで送り出した。
ホームで強さを見せるバレンシアはチャンスを確実にものにしていく。30分、GKからのロングボールをザザがポストプレーでチャンスメイクすると、ナチョ・ヒルのクロスに再びザザがダイビングヘッド。これはGKの好守で防がれるも、ビエットが押し込んで、先制に成功する。ビエットは加入後初ゴールとなった。
その後、ラス・パルマスのゴールがファウルで認められないなど幸運に助けられると、後半開始早々にも追加点。アンドレアス・ペレイラのパスをペナルティーエリア右で受けたビエットがループシュートでGKを破り、この日2点目を挙げる。
さらに54分、相手のクリアミスを拾ったネマニャ・マクシモビッチが右足一閃。素晴らしいシュートがゴール左に突き刺さり、3点差とする。
64分にはビエットがハーフライン付近からロングシュート。約41メートルのロングシュートは見事にゴールに突き刺さり、ゴラッソでハットトリックを飾る。71分の交代時には万雷の拍手が送られた。
結局、ラス・パルマスに1点も許すことなく、バレンシアが4-0で勝利。ビエットの鮮烈な活躍とともに次のラウンドへの進出を決めた。




