バレンシアは、MFゴンサロ・ゲデスの残留に向けて全力を尽くす考えのようだ。
ゲデスは今夏パリ・サンジェルマンから1年レンタルでバレンシアに加入した。バレンシア側に買い取りオプションは付けられておらず、契約期間終了後、ゲデスはパリに戻ることになっている。
バレンシアは、今季マルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下で主力となったゲデスの完全移籍を望んでいる。一方でパリSGはシーズン前半戦の活躍で複数クラブの関心を引き付けるゲデスを、1月の移籍市場において3000万ユーロ(約39億円)前後で売却することを検討している。
今夏FWネイマール獲得をはじめ大型補強を敢行したパリSGは、ファイナンシャルフェアプレーへの抵触を恐れている。そのためゲデスを早い段階で売りさばきたいと考えている様子だ。
バレンシアは現時点、パリSGが要求する移籍金を支払うのは困難だとみている。次の夏まで完全移籍の可能性を残せるよう、クラブはパリSGと話し合う意向だとされる。


