インテルの新指揮官アントニオ・コンテが、カリアリに所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラの加入を熱望しているようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
今夏の移籍市場において、インテルとカリアリの22歳MFは相思相愛とみられており、移籍は確実視されていた。しかしクラブ間合意が間近に迫ったところで、争奪戦にローマが参入。インテルを上回る好条件を提示したことで風向きが変わった。カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長は、バレッラの移籍についてローマとクラブ間合意に至ったことを明かしている。
ただ移籍には選手の意向も反映される。バレッラはかねてよりインテル移籍を熱望しており、選手の代理人を務めるアレッサンドロ・ベルトラーミ氏は、ローマとの会談において、選手がミラノ行きを希望していることを改めて強調している。またインテル指揮官のコンテもバレッラに直々に電話をかけ、加入を呼びかけたとみられる。
ただ現段階において、インテルの提示額は3600万ユーロ（約44億円）+400万ユーロ（約5億円）のボーナスと、カリアリが要求する5000万ユーロ（約61億円）に満たない。インテルが今後、カリアリを納得させることができるのか、それともバレッラがローマのラブコールに応えることになるのだろうか。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
