14日のスペイン・スーパーカップ決勝レアル・マドリー戦を1-4で落としたバルセロナ。同クラブのデコSD(スポーツディレクター)は、完敗であったとの見解を示している。
ボールポゼッションとハイプレスでレアル・マドリーを自陣に押し込めようとしたバルセロナだが、効果的な攻撃を見せることができず、逆にDFライン裏の広大なスペースを突かれてヴィニシウスに3ゴール、ロドリゴに1ゴールを許して敗戦。昨季に続く優勝を逃している。
試合直後にはデコSDがスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた。バルセロナのスポーツ部門を取り仕切る元ポルトガル代表MFは、チャビ監督率いるチームがレアル・マドリー相手に完敗を喫したとの感想を述べている。
「厳しい敗戦だ。私たちには戦える力がなかった。それでも進み続けなければならないし、木曜のコパ(ウニオニスタス戦)に備えないと。私たちは努力を続けていく。そうするほかないんだよ」
デコSDはその一方で、ここ数カ月のチームの低パフォーマンスからその手腕が疑問視されるチャビ監督について、自身もジョアン・ラポルタ会長も解任を考えていないことを強調した。
「彼は会長とスポーツ部門に信頼されている。辛い敗戦だが、しかし何も変わらないよ」




