バルセロナFWデンベレ、復帰間近で再び離脱へ…大腿二頭筋腱完全断裂と発表

バルセロナは、ウスマン・デンベレが再び大腿二頭筋を負傷したことを発表した。

昨年11月に右大腿二頭筋を負傷し、以降欠場の続くデンベレ。当初、完治まで2カ月程度と見込まれており、間もなく復帰かと思われた矢先、3日のトレーニングで同選手は再び負傷してしまったようだ。

そして4日、バルセロナはデンベレの状態に関する声明を発表。これによると「今朝行われた評価で右大腿二頭筋の近位腱完全断裂を負っていることがわかった」と伝え、今後の検査を通して治療法等を検討することになるようだ。なお、離脱期間は現段階で不透明だが、長期になることが見込まれている。

1月にはルイス・スアレスが膝の半月板を痛めて手術に踏み切り、シーズン終盤までの離脱が予想されている。しかし、今冬の移籍市場でFWの補強を行わなかった同クラブにとって、デンベレの再離脱は大きな痛手と言えそうだ。

リーガ・エスパニョーラでレアル・マドリーに抜かれ、2位に転落したバルセロナ。さらに、前線に長期離脱者が続いたことで、前月に就任したばかりのキケ・セティエン監督に早くも正念場が訪れようとしている。