1日のラ・リーガ第27節、敵地マルティネス・バレーロでのエルチェ戦に4-0で勝利したバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督はこの一戦で、DFエリック・ガルシアをアンカーとして起用している。
センターバックとして出場機会を失いつつあったE・ガルシアの中盤コンバートは、これまで練習やBチームとの練習試合などで試されてきたことだった。そして今回、初めて実戦でアンカーとしてプレーした同選手は、まだポジショニングこそ不安定ながらもボール奪取や、何より鋭いパスを何本か通して存在感を放っている。
中盤の底で可能性を感じさせたE・ガルシアは試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のような感想を述べている。
「勝利に満足している。チームの助けになれるならば、どんなことでも歓迎するさ。チャビは自分がそのポジションでプレーできることに自信を持っている。僕もプレー可能だと思っているよ。センターバックより少し疲れるけどね」
「監督から指示されることをこなしていきたい。僕の本職はセンターバックだけど、中盤でもプレーできるクオリティーはあると感じている。そこでのプレーも歓迎するよ」
「監督はシーズンの初めに、全選手が大切な存在になると言っていた。水曜(コパ・デル・レイ準決勝レアル・マドリー戦)の試合でも、またチームを助けられたらと思う」
首位バルセロナはこの試合の勝利で、2位レアル・マドリーとの勝ち点差を15まで広げている。
「明日(2日)、マドリーがバジャドリー戦で何をするのか見てみよう。いずれにしても、バルセロナは自分たちの試合に勝っていけば優勝を果たすことができる」




