21日のリーガ・エスパニョーラ第18節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのアラベス戦に4-1で快勝した。
ミッドウィークの第10節延期分レアル・マドリー戦(0-0)で、リーガ全勝(7連勝)を貫いていたカンプ・ノウで初めて勝利を逃した、35試合ぶりに1ゴールも奪うことができなかったバルセロナ。このアラベスで勝利とゴールを取り戻したいところだ。
デンベレ、アルトゥール、アンス・ファティを負傷で欠くバルベルデ監督は、GKテア・シュテーゲン、DFセルジ・ロベルト、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ、MFビダル、ブスケッツ、アレニャー、FWメッシ、ルイス・スアレス、グリーズマンをスタメンで起用。システムは普段の4-3-3を使っている。
バルセロナはブスケッツをピケ&ユムティティの両センターバックの間に据えるビルドアップで攻撃。アラベスの最終ラインをゴール近くまで押し下げることなく、浮き球と縦パスを多用しながら最終ラインとゴールの間に空いたスペースを突いていく。そして14分、クラシコでは生まれなかったゴールを決めることに成功した。ビダルのスルーパスからL・スアレスが右サイドを抜け出してグラウンダーのクロス。ペナルティーエリア中央でこのボールを待ち受けていたグリーズマンが、右足ダイレクトでボールを枠内に突き刺している。
幸先よく先制したバルセロナは、その後も勢いを落とすことなく攻め続けるが、速攻からメッシの放ったシュートが枠の左に外れるなど決定機を決め切れない状況が続く。しかしながら45分、ペナルティーエリア手前でメッシ、L・スアレスと横パスをつなぎ、エリア内右でボールを受けたビダルがネットを揺らして加点。2点リードで試合を折り返した。
後半、順調に試合を進めていたバルセロナに暗雲が立ち込めていく。56分、オーバーラップしたドゥアルテにクロスを放たれると、2列目から飛び出したペレ・ポンスにヘディングシュートを決められて1点を返される。1点差となった後もアラベスの決定機を許してしまい、カンプ・ノウは自チームの不甲斐なさに対してブーイングを浴びせ始めた。
指笛の音が表すように不穏な雰囲気となっていたカンプ・ノウだが70分、絶対的エースであるメッシが最近決めて、決めて、決めまくっているミドルシュートでその雰囲気を払拭。70分、L・スアレスのスルーパスを受けた背番号10は、彼の突破を警戒して飛び込めない4人に囲まれながらペナルティーアークまでドリブルし、瞬時に左足を振り抜く。ボールはGKパチェコの反応もむなしく枠の左に突き刺さり、指笛は一転して歓喜の叫びに変わった。メッシはリーガ得点数を13に伸ばし、ベンゼマに1点差をつけて単独首位に立っている。
再びリードを広げたバルセロナは73分、L・スアレスのシュートがアギーレガビリアのハンドを誘発してPKを獲得。L・スアレス自身がこれを決め切り3点差をつけた。バルベルデ監督は79分に最初の交代カードを切りブスケッツとの交代でデ・ヨングを投入。さらに85分にはL・スアレス、セルジ・ロベルトをカルレス・ペレス、セメドに代えている。バルセロナは終盤、さらなる追加点こそ奪えなかったものの、失点を許すこともなく試合終了のホイッスルを迎え、カンプ・ノウに再び勝利を捧げた。
リーガで3試合ぶりに白星を飾ったバルセロナは勝ち点を39として、翌日にアスレティック・ビルバオ戦に臨むレアル・マドリーに3差をつけて首位に立っている。




