3試合出場停止を科されていたFWネイマールへの処分撤回を求めていたバルセロナだったが、訴えは認められず、“MSN”の一角を欠いて23日に控えるレアル・マドリーとの「エル・クラシコ」に挑むことが分かった。
リーガエスパニョーラ第31節のマラガ戦で、ネイマールは2枚目のイエローカードを受けて退場になった際、第4審判に向かって拍手をするなど侮辱的な態度をとっていた。この行為に対してさらに2試合の出場停止処分を科され、レアル・ソシエダ戦のみでなく、今週末開催予定のサンティアゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリー戦、次週のオサスナ戦に出場できない。
バルセロナはネイマールの行為は第4審判に対してのものではないと抗議したものの、スペインサッカー連盟(RFEF)の上訴委員会は訴えを退けている。しかしカタルーニャのクラブは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)へ処分取り消しの訴えを起こすことも可能だが、処分を撤回される可能性は低いようだ。
19日にユヴェントスと引き分け、2シーズン連続でチャンピオンズリーグベスト4を逃したバルセロナにとって、今回のエル・クラシコの重要性は例年以上に高い。首位レアル・マドリーに3ポイントをリードされて迎える23日の一戦に敗れるようなことがあれば、ライバルが2011-12シーズン以来のリーグ制覇に大きく前進し、バルセロナにとって失望のシーズンとなってしまうだろう。
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