バルセロナが新シーズンからの監督に、エルネスト・バルベルデが就任することを発表した。契約期間は2年で、1年の延長オプションが付く。
1964年生まれ、現在53歳のバルベルデは現役時代はアラベス、エスパニョール、バルセロナ、アスレティック・ビルバオなどでプレーし、1997年に引退。
監督としては2002年に指導者としてのキャリアをスタートさせ、ビルバオ、エスパニョール、オリンピアコス、ビジャレアル、バレンシアなどで指揮。2013年からビルバオの監督として2度目となる指揮官就任を果たし、近年のビルバオ躍進の原動力としてその手腕は高く評価されていた。
今回のバルベルデの監督就任について、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「バルベルデの就任決定を嬉しく思っている。なぜ彼を私達が選んだのか、それは能力、知識、経験すべてが申し分なく、彼はバルセロナの哲学を持っている人物だ」との声明を発表している。
16-17シーズンはコパ・デル・レイを制したものの、リーグタイトルをレアル・マドリーに奪われ、チャンピオンズリーグではベスト8で敗れたバルセロナ。新監督バルベルデはいかにして覇権奪回を目指すのか、今後もその動向から目が離せない。


