29日のリーガ・エスパニョーラ第11節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのバジャドリー戦を5-1の大勝で終えた。
クラシコ延期で、思わぬ苦戦により批判を浴びたスラヴィア・プラハ戦(2-1)から1週間試合がなかったバルセロナ。バルベルデ監督はデンベレが出場停止のこの試合で、グリーズマンもベンチに置いてアンス・ファティを起用。GKテア・シュテーゲン、DFセメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFビダル、ブスケッツ、デ・ヨング、FWメッシ、ルイス・スアレス、ファティを先発として、4-3-3システムを使用している。
レアル・マドリー、アトレティコ・マドリー相手にドローゲームを演じるなど決して油断のできないバジャドリーを相手に、バルセロナはキックオフから2分後に先制点を獲得。CKの流れから、メッシがペナルティーエリア内にボールを送り、バジャドリーがクリアミスしたボールからラングレがネットを揺らした。
幸先良く先制したバルセロナだが、15分にはセットプレーから失点。プラノのクロスボールをテア・シュテーゲンが胸で正面に弾いてしまい、このボールをオリバスに押し込まれた。スラヴィア・プラハ戦のように嫌な空気が漂ったが、しかし今回はメッシが冴えに冴え渡っていた。29分、バルセロナはメッシの絶妙な浮き球のパスから、ペナルティーエリア内のビダルがダイレクトシュートを決めて勝ち越し。さらに34分にはメッシが30メートルはあろうかという距離からの直接フリーキックを決め切り、リードを広げた。
メッシのフリーキックは、まさに美麗そのものだった。ペナルティーエリア手前やや右からインサイドキックで蹴ったボールは、勢いを落とさず緩やかにカーブしながら枠内右に飛び込んだ。メッシにとって直接フリーキックからのゴールは、キャリア通算50点目(バルセロナで44得点、アルゼンチンで6得点)。ジーコ氏が101得点、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏が76得点、ロナウジーニョ氏が66得点、ベッカム氏が65得点、マラドーナ氏が62得点、クーマン氏が60得点、クリスティアーノ・ロナウドが56得点と、得点数的にはまだ上がいるが、若い頃からプレーキッカーを務めていなかったことを考慮すれば、驚異的な得点力を発揮している。
後半、バルセロナは遅攻と速攻を織り交ぜながら追加点を狙う。バルベルデ監督は60分に最初の交代カードを切り、デ・ヨングとの交代でラキティッチを投入。その3分後にはファティを下げてグリーズマンもピッチに立たせた。
そしてバルセロナが追加点を決めたのは、75分のこと。得点者は、絶好調のメッシだった。バジャドリーの最終ラインのそばに位置したバルセロナの背番号10は、ラキティッチの縦パスをトラップすると同時に前を向いてペナルティーエリア内に侵入し、左足のシュートを決めきった。バルセロナは78分、メッシのアシストから今度はL・スアレスがGKマシップを破って5得点目。メッシ2得点2アシストの大活躍で、バジャドリーを一蹴している。
リーガ4連勝のバルセロナは、勝ち点を22としてグラナダを抜き去り暫定で首位に浮上している。
■試合結果
バルセロナ 5-1 バジャドリー
■得点者
バルセロナ:ラングレ(2分)、ビダル(29分)、メッシ(34分、75分)、ルイス・スアレス(78分)
バジャドリー:オリバス(15分)
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です





