スペインサッカー連盟(RFEF)は18日、バルセロナvsレアル・マドリーのクラシコを延期することを正式発表した。
カタルーニャ州では現在、2017年の州独立を問う住民投票を強行した州政府元幹部らの長期の禁固刑判決に反対する大規模なデモが行われ、混乱に陥っている。これを受け、安全面の確保が難しいと判断した競技委員会は10月26日に予定されていたリーガ・エスパニョーラ第10節のバルセロナvsレアル・マドリーを12月に延期することを17日に表明していた。
当初はバルセロナとレアル・マドリーのホーム&アウェーを交換する案も出ていたが、規定により除外された。日程は現時点で未定。RFEFは公式声明にて、今月21日の現地時間10時までにバルセロナとレアル・マドリーは代替日について合意する必要があるとしている。仮に合意しなければ、競技委員会が試合日を決定するとのことだ。
新たな試合日程としては12月4日、同7日、同18日が候補に挙げられている。なお、12月4日は第15節終了後のミッドウィーク。7日はバルセロナとレアル・マドリーがそれぞれ、マジョルカ、エスパニョールとの対戦が予定されており、これが変更される。同18日はコパ・デル・レイの開催予定日となっている。
世界170カ国以上で放映され、リアルタイム視聴は6億5000万人にも及ぶといわれるフットボール界の巨頭対決。試合延期は、多方面で大きな影響を与えることになる。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です





