CLグループD第4節 オリンピアコス 0-0 バルセロナ
バルセロナ:
オリンピアコス:
31日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節が行われ、バルセロナは敵地ヨルギオス・カライスカキスでオリンピアコスと対戦している。
バルセロナは2008-2009、2010-2012と3シーズンにわたりオリンピアコスを指揮したバルベルデ監督が古巣の本拠地に帰還した。オリンピアコスのサポーターは「すべてに感謝している、エルネスト」という横断幕を掲げ、試合前には同監督への表彰が行われた。
バルセロナはピケを出場停止で、イニエスタを負傷で欠く。バルベルデ監督はマスチェラーノとユムティティをCBで組ませ、中盤にはデニス・スアレスを配置した。
バルセロナは19分、CKからサインプレー。ペナルティースポットにグラウンダーのボールを送り、フリーになったメッシが左足を振り抜く。GKプロトが辛くもシュートを弾き出す。
21分、デニスのスルーパスにスアレスが抜け出す。トーキックのシュートはわずかに左に外れる。34分には、メッシが直接FKで狙ったが、ゴール左上隅に向かったシュートはGKプロトの横っ飛びに防がれた。
対するオリンピアコスは36分、決定機を作り出す。ショートカウンターからフォルトゥニスにスルーパスが通り、背番号7がワンタッチシュート。しかし、これはGKテア・シュテーゲンの正面を突いた。
バルセロナは前半終了間際にセルジ・ロベルトが右足太ももを痛め、交代を余儀なくされる。急きょデウロフェウがピッチに送り込まれた。
バルベルデ監督は60分、パウリーニョに代えてラキティッチ、75分にデニスに代えてアンドレ・ゴメスを投入する。79分には、メッシの浮き球スルーパスがオリンピアコス守備陣を破り、スアレスがGKプロトと1対1に。放たれたループシュートはしかし、バーに嫌われた。
バルセロナは最後までゴールを割れず、今季のCLでの連勝が「3」でストップした。バルセロナは勝ち点10でグループCの1位に、オリンピアコスは勝ち点1で4位に位置している。




