■リーガ第33節 セルタ 2-2 バルセロナ
セルタ:ジョニー(44分)、アスパス(81分)
バルセロナ:デンベレ(35分)、パウリーニョ(64分)
17日にリーガエスパニョーラ第33節が行われ、バルセロナは敵地バライドスでセルタと対戦している。
前節バレンシアに勝利したバルセロナは、昨季から続くリーガ連続無敗記録を39試合まで伸ばし、スペイン新記録を達成。加えて、今季の優勝に向け、必要な勝ち点をあと7ポイントまで縮めた。
今回の対戦では得点ランクで首位に立つメッシ(29得点)とイアゴ・アスパス(19得点)の対決に注目が集まったが、バルベルデ監督はメッシとスアレスをベンチスタートとする。2枚看板を不在としたバルセロナは5分、ディーニェのクロスにパウリーニョがヘディングで合わせ、ファーストシュートを打つ。
24分にデンベレのCKから再びパウリーニョがヘディングシュートを放つが、これはポストに嫌われた。すると、その直後、セルタがカウンターを仕掛ける。シストのパスを受けたブライスが左足を振り抜き、シュートはポストに直撃した。
均衡が破れたのは36分だった。自陣でボールを回していたセルタのジョニーのパスミスを見逃さず、これを拾いコウチーニョ、アルカセルとつないで最後はデンベレが左足でハーフボレーを叩き込んだ。デンベレは今季リーガ初得点を記録している。
だがバルセロナはこのリードを守り切れない。44分、中盤でボールを奪取したセルタが速攻に出る。右サイドに開いたM・ゴメスのクロスに中央でジョニーが右足で合わせ、GKテア・シュテーゲンを破った。
バルベルデ監督は60分にA・ゴメスとコウチーニョに代えてメッシとS・ロベルトを投入する。すると64分、バルセロナが勝ち越しゴールを奪う。セメドのグラウンダーのクロスに、パウリーニョが左足で合わせた。
しかし、試合はここで終わらない。70分、S・ロベルトが決定機でアスパスを倒したとして一発退場を命じられる。
10人となったバルセロナに、セルタが猛攻を仕掛ける。そして81分、セルタが再び同点に追い付いた。エムレ・モルのクロスをGKテア・シュテーゲンが弾くと、アスパスが詰めてネットを揺らした。
バルセロナは苦しみならがアウェーから勝ち点1を持ち帰り、優勝までの勝ち点を6ポイントとしている。




