■リーガ第26節 ラス・パルマス 1-1 バルセロナ
ラス・パルマス:カジェッリ(47分)
バルセロナ:メッシ(21分)
1日にリーガエスパニョーラ第26節が行われ、バルセロナは敵地グラン・カナリアでラス・パルマスと対戦した。
2月28日に行われた試合で2位アトレティコ・マドリーがグリエズマンの4得点でレガネスに大勝。首位バルセロナは暫定でアトレティコと勝ち点差4ポイントという状況でラス・パルマスとの一戦を迎えた。
バルセロナは8分、中盤でナバーロからボールを奪ったメッシがカウンターを発動させる。最後はメッシのパスを受けたスアレスがGKチチソラと1対1になるも、ここはラス・パルマス守護神にセーブされる。
10分、カステジャーノがバイタルエリアでメッシを倒す。メッシは自ら直接FKのキッカーを務める。シュートは壁を超えて枠内に向かったが、GKチチソラが横っ飛びでボールを弾き出した。
バルセロナは21分に再び同じような位置でFKを得る。キッカーはまたもメッシ。1回目のFKの残像が残っていたGKチチソラが壁側に動いたのを嘲笑うかのように、メッシの左足によって放たれたボールは鋭い弾道でGK側のサイドネットに突き刺さった。バルセロナが先制に成功する。
1点リードで後半に向かったバルセロナだが、47分にPKを献上する。ディーニェのハンドで、混戦のペナルティーエリア内でマテウ主審が笛を吹く。バルセロナイレブンの抗議虚しく、判定は覆らず、カジェッリがこれを沈めてラス・パルマスが同点に追い付いた。なお、バルセロナにとっては、今季リーガで初のPK献上となった。
バルベルデ監督は57分にA・ビダルを下げてコウチーニョを投入する。さらに63分にパウリーニョに代えてラキティッチ、74分にイニエスタに代えてデンベレを次々にピッチに送り込んだ。
バルセロナは攻撃に重心を傾けたが、最後までラス・パルマス守備陣を崩しきれなかった。
バルセロナは勝ち点66で首位をキープしたものの、2位アトレティコ(勝ち点61)と勝ち点5差で次節直接対決を迎えることに。対するラス・パルマスは17位レバンテに勝ち点1差で18位につけている。




