リーガ第1節 バルセロナ 2-0 ベティス
バルセロナ:OG(36分)、セルジ・ロベルト(38分)
20日にリーガエスパニョーラ第1節が行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでベティスに2-0と勝利を収めた。
バルセロナは18日・19日に起きたテロを受け、全選手が背中に「Barcelona」と入れて試合に臨む。イニエスタとスアレスを負傷で欠く状況で、バルベルデ監督はまたしても布陣と選手配置の変更を行っている。
指揮官は中盤にセルジ・ロベルトを起用し、前線には右にデウロフェウ、中央にメッシ、左にアルカセルを配置。また右SBにはセメドが入り、リーガデビューを果たした。
5万6480人と、収容人数の半分ほどしか観客が入らず、少し寂しい雰囲気の中で試合はキックオフの瞬間を迎える。しかしながら、観衆を退屈させないよう、バルセロナは開始早々カンテラーノの2人が絡んでチャンスメークする。
2分、左サイドを破ったセルジ・ロベルトが、中央にラストパスを送る。ここにデウロフェウが飛び込み、右足で合わせた。これはゴールにならなかったものの、この2人のコンビネーションは得点を予感させる。
バルセロナは4分、24分とメッシが立て続けにシュートを放ち、GKアダンを脅かす。34分には、背番号10のFKがポストに直撃。徐々にベティスゴールへと迫り、その2分後に均衡を破る。
36分、メッシがデウロフェウとパス交換しながらペナルティーエリア内に侵入。デウロフェウの鋭いパスがトスカのOGを誘い、バルセロナが先制に成功した。
攻め続けるバルセロナは38分に追加点を挙げる。得点に絡んだのは、またしてもデウロフェウだ。右サイドの深い位置に入り込んだデウロフェウはフェダルに競り勝ち、中央に冷静にパスを送る。フリーのセルジがこれを右足で蹴り込み、ネットを揺らした。
バルセロナは60分と80分のメッシのシュートが2度ポストを叩き、3点目奪取こそならなかったが、スペイン・スーパーカップのレアル・マドリー相手の敗戦を払しょくする開幕戦白星を挙げている。
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