2019-12-08 Kubo Takefusa MallorcaGetty Images

バルササポから下部組織育ち久保建英にブーイング「クレは久保を許さない」と現地紙も注目

7日に行われたリーガ・エスパニョーラ、バルセロナvsマジョルカは5-2でホームのバルセロナが勝利を収めた。

この試合でマジョルカMF久保建英は先発出場。自身がかつて下部組織時代に在籍したバルセロナのホームに、対戦相手として戻ることとなった。レアル・マドリー経由でマジョルカに期限付きで加わったこともあり、この試合で久保がボールを持つたび、熱心なバルササポーターから口笛やブーイングを浴びせられることとなった。

この状況についてスペイン有力メディア『AS』も、久保のバルセロナ帰還について「クレ(バルセロナサポーター)は久保を許さない」という見出しで伝えている。

以下に続く

「土曜の夜、カンプ・ノウでプレーした久保建英にとっては、ほろ苦い味を覚えるような試合となった。彼にはかつてラ・マシアでプレーした経歴があり、若き日本人は格好の標的となった」

「だが、この日本人はバルセロナを傷つけることさえ可能な鋭い爪を持っていた。彼がボールに触れるたびにブーイングが巻きおこるという状況は、かつて“裏切り者”と批判されたルイス・フィーゴに匹敵するものではなかったかもしれない。ただ、バルセロナサポーターから最後まで指笛が止まなかった状況は特筆すべきものだった」

「結果としてマジョルカはカンプ・ノウで勝ち点をもぎ取ることはできなかった。だがアンテ・ブディミルは2ゴールを決めた。2点目は久保が起点になってのものだ」

また、記事では久保の状況について次のように紹介して締めくくっている。

「マジョルカでプレーしている日本人の保有権は、レアル・マドリーが持っている。彼は今後、カンプ・ノウを訪れるたびにホワイト(レアル・マドリー)に裏切ったことを忘れないファンたちから、厳しいブーイングが浴びせられることになるだろう。それでも彼がバルセロナから離れた理由は、FIFAの規定により成人の年齢に達するまで母国に帰らざるを得なくなったという事情があった。きっと日本人プレーヤーにとって、カンプ・ノウのピッチに立つことは昔からの夢だったに違いない。だが、対戦相手としてその夢を叶えたこの状況は、とても奇妙なことだ」

バルセロナの下部組織、ラ・マシアで育った久保はFIFAの規定もあり、2015年に退団。そして4年後、マジョルカの選手として初めてリーガ1部、カンプ・ノウのピッチに立つことになった。今後、久保がスペインの地で結果を出せば出すほど、カンプ・ノウでの指笛やブーイングはより大きなものとなりそうだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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