■コパ準々決勝 バルセロナ 2-0 エスパニョール
バルセロナ:スアレス(9分)、メッシ(25分)
25日にコパ・デル・レイ準々決勝第2戦が行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでエスパニョールと対戦した。
今季公式戦29試合無敗だったバルセロナから、初めて勝利を挙げたエスパニョール。ただ、アウェーで行われた第1戦を0-1で落としたバルセロナだが、カンプ・ノウではこの9年間エスパニョール相手に9戦9勝と全勝している。
エスパニョールが最後にカンプ・ノウで勝利したのは、2009年2月のことだ。デ・ラ・ペーニャの2得点で2-1の勝利を手にした。今回の対戦でも、その「呪縛」を解くのは困難だった。
9分、バルセロナがいきなり先制する。中盤でパスカットしたメッシが、右サイドのA・ビダルに展開。A・ビダルのクロスに、スアレスが豪快にヘディングを叩いてGKパウ・ロペスを破った。
ラウンド突破に向けてスコアをタイに戻したバルセロナ。25分には、エースが一撃を見舞う。A・ビダルが相手選手と競ってこぼれたボールを拾ったメッシが、ミドルシュート。これがエスパニョールDFに当たり、ゴールに吸い込まれた。メッシの今季公式戦26得点目で、バルセロナがリードを広げる。
エスパニョールは50分、途中出場のバプティスタオがカウンターから抜け出し、ペナルティーエリア内に入りシュートを打つ。しかし、ここはGKテア・シュテーゲンが抑える。
バルベルデ監督は67分にイニエスタを下げ、コウチーニョを投入する。かつてプレーしたエスパニョールを相手に、コウチーニョがバルセロナデビューを果たす。
コウチーニョはキレのある動きを見せ、バルセロナの攻撃のアクセントとなる。74分には、メッシ、コウチーニョ、スアレスのコンビネーションから、最後はスアレスがシュートを放ったが、これはGKパウが好守で防いだ。
バルセロナはリードを保ったまま、タイムアップの笛を聞いた。2試合合計スコア2-1でエスパニョールを破り、準決勝に進出している。




