2016-17シーズンが終わり、これから夏の移籍市場が本格的に幕を開ける。バルセロナMFアルダ・トゥランは、今夏2年過ごしたクラブを離れることになるだろうか。
21日にリーガエスパニョーラ最終節、本拠地カンプ・ノウでのエイバル戦(4-2)でリーガ全日程を終えたバルセロナだが、27日にコパ・デル・決勝のアラベス戦を残している。しかしながら、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、アルダは一足先に自身のロッカールームを片付けたという。
このアルダの行動は、退団を示唆するものではないかと推測されている。アルダは2015年夏にルイス・エンリケ監督の要望でアトレティコ・マドリーからバルセロナに移籍。バルセロナは同選手獲得のため、固定額3400万ユーロと成果報酬額700万ユーロの移籍金を支払った。
クラブがFIFAに処分を科されていたことで、最初の半年間をプレーできずに過ごしたアルダ。その後も定位置奪取には至らず、この夏には獲得を望んでくれたL・エンリケ監督も退任する。アルダには母国トルコや“爆買い”に走る中国の複数クラブが興味を抱いており、バルセロナ側も納得行くオファーが届けば移籍を容認する考えだとされる。
