■コパ5回戦第2戦 バルセロナ 5-0 セルタ
バルセロナ:メッシ(12分、14分)、アルバ(27分)、スアレス(31分)、ラキティッチ(87分)
11日にコパ・デル・レイ5回戦第2戦が行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでセルタと対戦している。
リーガエスパニョーラ第14節で、カンプ・ノウでセルタに2-2と引き分けているバルセロナ。今季唯一ホームでドローを演じたセルタを相手に、ラウンド突破を目指す。
第1戦を1-1で終え、アウェーゴールによりアドバンテージを手にしているバルセロナだが、バルベルデ監督は主力を温存しなかった。今季のコパで3試合3得点とトップチームに居場所を求めるアルナイスも、ベンチ入りしながら先発での起用は見送られている。
バルセロナは12分、いきなりゴールを奪う。ロングボールに反応したアルバがワンタッチで中央に折り返し、メッシがハーフボレーで合わせる。球体はGKセルヒオの左手を弾き飛ばして、枠内に転がった。
バルセロナの勢いは止まらない。14分、メッシがアルバとのパス交換からペナルティーエリア内に入って左足を振り抜き、ネットを揺らした。メッシはこのゴールでコパ通算得点数を「46」に積み上げ、同大会史上10番目のゴールスコアラーとなっている。
メッシとアルバのコンビネーションは、27分に再び輝く。メッシのスルーパスに反応したアルバがGKセルヒオとの1対1を制し、チームに3点目をもたらした。
3点差となり、セルタの集中力が完全に切れる。31分、ピオーネ・シストが味方守護神にバックパスを送る。この不用意なパスをスアレスが奪い、易々とフィニッシュした。スアレスは今季コパ初得点を記録している。
バルベルデ監督は後半開始からピケに代えてヴェルメーレンを投入する。58分には、メッシに代えてデンベレを、62分にはイニエスタに代えてアルナイスをピッチに送り込んだ。
バルセロナは86分、デンベレの蹴ったCKに、ラキティッチがフリーでヘディングを叩いて5点目を記録。ゴールラッシュを締めくくった。
バルセロナは2試合合計スコア6-1でセルタを破り、ベスト8進出を決めた。準々決勝の抽選は12日に行われる。




