Messi Ballon d'ore camp nou Barcelona MallorcaGetty

「バルサの誰もが世界最高になると予想できなかった」ラ・マシア出身FWが若かりし頃のメッシを語る

元バルセロナで現在アンドラでプレーするクリスティアン・イダルゴが、リオネル・メッシについて語った。

2004年のファーストチームデビュー以降、10度のリーガ・エスパニョーラ優勝、4度のチャンピオンズリーグ制覇を含む数々のタイトルをバルセロナにもたらすメッシ。自身は史上最多となる6度のバロンドール受賞に輝くなど長年にわたり世界最高の選手に君臨する。

バルセロナのアカデミー出身で、バルセロナBやバルセロナCで若かりし頃のメッシを知るイダルゴは『Goal』に対して当時のアルゼンチン代表FWについて語った。

「レオは驚くべき才能を持っていた。彼はいつの日かとても良い選手になるとクラブの全員がわかっていた。しかし、史上最高の選手になるかって?ノー、誰一人このような将来を予想できなかった。レオの功績は唯一無二だ」

「彼はとてもシャイで、とても内向的。必要のある時しか彼は喋らなかったんだ。プレー時間が増え、ゴールを奪うようになり始めてから少しずつ心を開き、ジョークを言うようになった」

バルセロナのファーストチームでは1試合の出場に終わり、その後デポルティボ・ラ・コルーニャやエルクレスなどを経て、キプロス、イスラエル、ブルガリア、インド、ルーマニア、そして現在のアンドラのクラブを転々としたイダルゴだが、カンプ・ノウでの日々は今でも思い出に残っているようだ。

特に印象に残っている選手に元ブラジル代表ロナウジーニョ氏の名前を挙げ、「彼の存在と彼のポジティブなオーラがなければ、あの当時のバルセロナの成功はなかった。ものすごく楽しんでいたし、彼の笑顔はすべてのチームメイトに伝染していた。それに彼ほどのドリブラーを見たことはない」と話し、逸話を明かした。

「忘れられないことがある。試合前にホテルの会議室でミーティングがあって、僕を含めたユースチームのメンバーや他の選手が席に着いたあと、一つだけ椅子が空いていた。ロナウジーニョの席だ。彼はほとんど開始時間ぴったりに会議室にやって来て、突然僕のことを指さした。そして、僕が彼の席に座っていると怒りだした。僕は急いで席を移ったけど、もちろんこれはロナウジーニョのジョークで、みんなが笑いだしたんだ。彼はいつも僕たちをからかっていたよ」

「僕にとってバルセロナにいたことは、豊かな土地にいたような気分だった。若い選手は人間性や尊重といったことを教育された。その一方で、心配事は何もなかった。それに、当時のチームにはラ・マシア出身のカルレス・プジョル、フェルナンド・ナヴァーロ、シャビやアンドレス・イニエスタを含めた多くの偉大な選手たちがいた」

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