スポルティング・リスボンDFジェレミ・マテューが、チャンピオンズリーグでの古巣バルセロナとの対戦を前にスペイン『マルカ』とのインタビューに応じた。
今夏、バルセロナで戦力外同然の扱いを受け、スポルティングに移籍を果たしたマテュー。同選手は、リスボンで快適な日々を過ごしていることを強調している。
「バルセロナと比べて良い感じだね。スポルティングはまるでバレンシアみたいに、家族のようなクラブなんだ。加入した初日から快適だよ」
スポルティングには入団テストを受けて加入したと報じられたが、マテューはその報道を真っ向から否定。バルセロナ側に問題があったことを指摘した。
「入団テストは受けていない。問題はバルセロナ側にあった。書類関係の問題だよ。入団したと公表することはできなかったが、でもテストを受けていたわけではない。もう移籍は事実となっていたが、公式では発表が遅れていたんだ」
スポルティングではプレースキッカーも務めるマテューだが、バルセロナ相手にゴールを決めた場合にそれを祝うかと問われると、こう返答した。
「分からない。元チームメートとファンには、本当に敬意を持っている。もし祝うとしたら、それはバルトメウ(バルサ会長)とロベルト・フェルナンデス(バルサSD)に対してだ。彼らからは本当に辛い、ぞんざいな扱いを受けたと思っている」
「彼ら二人のために後味の悪い思いをした。でもそれがフットボールだし、今の僕は幸せだ。もうどうでもいいことだよ」
スペインメディアが自身に対して批判的だったかとの質問に対しては、カタルーニャのスポーツ新聞『スポルト』の名だけを挙げている。
「メディアが不当であったとは思わない。『スポルト』だけだ。彼らには怒りを覚える。僕がプレーする度に、何か悪いことを言うんだ」
「ユヴェントスとの試合では、僕が問題だったと全員が言っていたね。確かにゴールシーンでは、1対1の局面で飛び出そうせず後退した。だけど彼らがパスを出したとき、マスチェラーノとピケが何をしていたんだと指摘できるはずなのに、そんなことは言われなかった。それが僕の意見だよ」
▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう



