バルセロナとの契約を2022年まで延長したDFジェラール・ピケが29日、記者会見に臨んだ。
新契約を全うすれば、35歳となっているピケ。同選手は会見で、バルセロナでプレーする以外の選択肢がないことを強調している。
「ほかの選択肢は存在しなかった。バルサか、何もないかだ。契約延長は自然な成り行きだった。家族、子供たちのことも考えたし、彼らが引っ越す理由なんてない。これまでの足跡を振り返ってみれば、毎シーズン何かしらのタイトルを獲得しているし、最後まで戦い続けている。それが僕の望むことだ。この契約を全うしたい」
「どのようなオファーにも耳を傾ける必要がなかった。もし契約を延長していなかったら、おそらく引退していただろう。それ以外でモチベーションは持ち得なかった。バルサでプレーできないなら、フットボールはやめるよ」
先日、エスパニョールについて「コルネジャのエスパニョール」と語り、同クラブがバルセロナ県ではなく同県の一地域のクラブであるようにみなしたとして、批判を受けているピケ。今回の会見ではそのことに対する言及を嫌いながらも、自身の主張を曲げることはなかった。
「今日はそのことについて話す日じゃない。僕の契約延長と、これまでの軌跡を話す日だ。日曜にあそこで試合を行うし、その後のミックスゾーンで見出しを提供させてもらうよ」
「今週であれば、ラ・ペンヤ(バスケットボールクラブ、ホベントゥート・バダロナの愛称)がバルセロナと対戦したけど、彼らは”バダロナのホベントゥート”じゃないか。エスパニョールがコルネジャにあるのは明白だ。このテーマについては、これ以上話したくない」


