来季レアル・マドリーからの王座奪還を目指すバルセロナだが、ここに来て今夏の補強の照準が定まりつつある。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
ルイス・エンリケ監督の退任を受け、エルネスト・バルベルデ監督を迎えて新体制をスタートさせるバルセロナ。ロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)は指揮官を満足させるため、3つのポジションでの補強を約束しているという。
それは右サイドバック、中盤、ウィングだ。右SBにはアーセナルDFエクトル・ベジェリン、中盤にはパリ・サンジェルマンMFマルコ・ヴェッラッティを据える目論見で、クラブはその実現に向けて全力で働いている。ベジェリンは先日、ロベルトSDとの接触を認めていた。ヴェッラッティもドナト・ディ・カンプリ代理人がパリSGと会合の場を持ち、移籍希望を伝えたといわれている。
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ウィングには、ミランFWジェラール・デウロフェウ、ボルシア・ドルトムントFWオスマン・デンベレの名が挙がっている。バルセロナはカンテラ(下部組織)出身選手であるデウロフェウに関して、6月30日まで有効期限がある買い戻しオプションを有している。バルセロナが1200万ユーロ(約14億円)を支払えば、デウロフェウの復帰が実現する。
デンベレのケースは異なる。2021年までドルトムントとの契約を残す、デンベレの獲得は容易ではない。バルセロナはデンベレ自身に移籍希望を示してもらい、オペレーションを実行しやすくなることを期待している。
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