バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキは、自身のバックアップとなれる選手の獲得を望んでいるようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。
レヴァンドフスキは今シーズンもバイエルンのワントップとしてゴールを量産。しかしその一方で、ポーランド代表FWが負傷などにより離脱した場合、攻撃にて代役を務められるような戦力がいないことも目立ち、ここ最近ドイツメディアではエディン・ジェコ(ローマ)、アントニー・モデスト(天津権健)などブンデスリーガでのプレー経験を持つ選手たちの名前が獲得候補に挙げられている。
また、レヴァンドフスキ本人もバックアップの必要性を感じているようだ。「僕にとって、1試合での出場時間を15~20分ほど減らすことができれば、負担も軽減される。そうすれば次の試合に向けて体力を残せるし、フィットネスを維持し、ケガのリスクも最小限に抑えられるからね」とその理由を語った。
その一方で「もちろん、若くてハングリーで、豊富な経験を持つプロ選手からまだ学びたいと思っているFWを獲るのも一つのオプションだろう」と、今後の成長が期待できる新鋭を補強するのも一つの手だと述べている。「当然、国際級のトップストライカーについて話しているのではない。そのようなカテゴリーのアタッカーたちは、ビッグマッチでは自らピッチに立つことを望んでいるのでね」と続け、実績のある有力選手が加入するとなると、自身のポジションが脅かされることに警戒心を示している。
レヴァンドフスキは昨シーズン、レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ準々決勝のファーストレグは負傷のため欠場し、セカンドレグは万全なコンディションで臨めなかった。今シーズンの大事な時期に向けて、クラブはエースストライカーの疲労も考慮し、冬の移籍市場でFW層を厚くすることになるのだろうか。


