バイエルンDFボアテング「監督の後ろ盾がなくても戦ってきた」前指揮官コバチとは確執か…

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】バイエルン・ミュンヘン（ブンデスリーガ）の元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、常にチームのために戦ってきたことを強調している。

バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、常にチームのために戦ってきたことを強調している。ドイツ『ヴェルト』が報じた。

ここ数シーズン、調子を落としており、バイエルンでの序列が低下したボアテング。昨夏、今冬と移籍の可能性が浮上したが、結局まとまることはなく、残留が決定している。一方で、今季途中にハンジ・フリック監督が就任してからは、信頼を取り戻し、レギュラーの座に定着している。

ボアテングは「フリックが来る前までは、自分の将来について考えていた」としつつ、「今は、いいと感じているし、残ることも想像できる」とバイエルンでの日々に満足していることを強調。一方で、前監督であるニコ・コバチとはあまりうまくいっていなかったことをほのめかしている。

「ここ数年は、仮に監督や他の人々の後ろ盾がなくても常に戦ってきた。そしてまだここにいる。自分の道を突き進んできたんだ。それを続けるだろう。目標は改善し続け、チームを助けることだ」

2021年で契約が満了を迎えるボアテング。契約延長については「今のところ交渉はない。プレッシャーもかけていない。契約は2021年6月までは有効だ。今の僕にとって最も重要なことは監督の言うことだ。あとは時間が解決する」とコメントしている。