バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表DFニクラス・ズーレが、『Goal』のインタビューに応じた。
今シーズンからバイエルンでプレーするズーレは、1年目からブンデスリーガ15試合に出場。一定の出場機会を獲得しつつ、ジェローム・ボアテングやマッツ・フンメルスとともにハイレベルなポジション争いを繰り広げている。
また、ドイツ代表としてコンフェデレーションズカップでともに戦ったレオン・ゴレツカのバイエルン移籍が先日決定。信頼を露わにし、このように喜んでいる。
「レオンは何年にも渡り、とてもいい友人だよ。来てくれてとても嬉しいね。クオリティによるけど、ここでチームを引っ張る選手になると思う。前に立ってくれる選手だ。すでにU16代表で見ているからね。バイエルンにとって良い移籍で、チームにとってプラスになると確信している」
一方で、ゴレツカの慰留に尽力したシャルケのクレメンス・テンニエス会長は「もはやシャルケのユニフォームを着るべきではない」と感情的になっていた。ズーレは「本当に言ったとしたら、クラブとしては良いアクションではないと思う」と意見し、こう続けた。
「レオンは夏まで完璧にシャルケを引っ張るだろう。彼は若いときから責任を負ってきたことを忘れるべきではない。ファンの怒りは理解できるけど、夏まではシャルケの選手だし、今もスタメンだ。ブーイングは彼のパフォーマンスのプラスにはならない。僕にとって彼の決断は理解できる。能力からして次のステップに進みたかったのだろう。クラブ側からしたらアンハッピーだろうけどね」




