ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが本職のGKではなくフィールドプレーヤーとして起用される可能性があったと、バイエルンの幹部が語っている。
往年の名FWであり、バイエルンの元CEOカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、バイエルンが毎月刊行している誌面『51』の中で、2013~2016年までチームを率いたジョゼップ・グアルディオラが、ノイアーを中盤にコンバートするアイデアを真剣に考えていたと明かした。
「ペップはブンデスリーガを制し、そのうちノイアーを中盤で使うことを真剣に考えていた。自分にとってはそれがとても印象深いね」
「確かに私もマヌ(ノイアー)は中盤でできるだろうとは思ったが、これについてはペップを説得したよ。このアイデアを具体化したら、慢心だと批判の的になるとね」
機を見てゴールエリアから大胆に飛び出してボールをさばいたり、ロングフィードで得点機を演出したりするなど、GKとして足技にも定評のあるノイアー。現役時代に名ピボーテだったグアルディオラは、守護神を中盤で使うという驚きのアイデアを持っていたようだ。
ルンメニゲ氏はそう明かした一方で、タイトルを手中にすることが当たり前になりつつある現状へのプレッシャーも口にしている。
「勝利することが当然のように思われることも多々あるが、それを維持することは我々にとって常々大変な仕事になるんだ。実際にバイエルンにとってタイトルを獲得できないシーズンは誰の記憶にも残らない黒歴史のような扱いになる。2011-12シーズン、3つのタイトルをすべて2番手で終え、私達はシャーレやカップを手にするために大きなプレッシャーを受けた。常に栄光を手にすることが求められるようになったんだ」
2012-13シーズンよりブンデスリーガ7連覇を達成しているバイエルン。近年のドイツは”1強”と評されることもあるが、CEOにとっては”常勝”を維持することの苦難もあるようだ。
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