バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、FWロベルト・レヴァンドフスキが補強政策に言及したことについてコメントした。選手の発言は「残念だ」とし、公にクラブ批判をすることは良く思わないと話している。
今夏のマーケットでバイエルンは、リヨンからクラブ史上最高額の4100万ユーロでコランタン・トリッソを獲得し、レアル・マドリーからハメス・ロドリゲスをレンタルでチームに加えた。そのほかにも、セバスティアン・ルディやニクラス・ズューレなどの実力者を加えたが、他国のビッグクラブに比べると投資した額は少ない。
クラブのエースであるポーランド代表FWは先日、バイエルンには今夏1億ユーロ(約130億円)以上を1選手の獲得に費やしたパリ・サンジェルマン(PSG)やバルセロナのような資金力があるとし、補強政策に疑問を呈していた。
この発言に対し、ドイツ紙『ビルト』のインタビューでルンメニゲCEOは「そう見ているのなら残念」とし、「忠誠心はバイエルンのDNAだ」と、昨季のチームのトップスコアラーに苦言を呈した。
「もし本当に彼がそう見ているのなら、残念だね。忠誠心はバイエルンのDNAであり、ファンにとっても本当に重要なものだ。長い間、我々は真剣で多くの成功をもたらしてきた哲学を持っている。財務担当とともに、コストを制限し削減することを進めてきた。明らかにロベルトはPSGの補強に刺激されている。彼は我々に雇われた選手であり、大金を稼いでいる。彼が言ったことは残念に思うよ。誰がクラブやチームメイトを公に批判しても、個人的には良く思わないよ」
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