バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、ドグラス・コスタがユヴェントスに完全移籍すると明かした。
D・コスタは今夏、600万ユーロ(約8億円)でユヴェントスに1シーズンの期限付きで加入。この契約には4000万ユーロ(約53億円)での買取オプションが付随していた。イタリアに新天地を移したブラジル代表FWは、リーグ戦での先発は5試合のみと十分なインパクトを残せていないものの、ユヴェントスはシーズン終了後にオプションを行使して同選手を完全移籍で獲得することになるようだ。
ルンメニゲCEOは「ドグラス・コスタは夏にローンでユヴェントスに加入した。そして、来夏、彼は間違いなくトータル4600万ユーロ(約61億円)でユヴェントスに加入する」とブラジル代表FWがセリエA王者に完全移籍することを明かしている。
また、同氏は今シーズン序盤に解任したカルロ・アンチェロッティ氏について「私はカルロ・アンチェロッティに感謝したい。彼は良い人間で、非常に優れたコーチだ。我々はともにドイツの王者に輝いたが、時々良いコーチであっても、クラブと合わない時がある」と1シーズンと数カ月でクラブを離れた指揮官への感謝を述べた。
続けて「シーズン早々に彼を解任する決断は簡単ではなかったが、プロフェッショナルとして必要なことだった。私がこの決定を伝えた時、彼は“あなたはもう私のボスではないが、これからも私の友人だ”と言ってくれた。このようなことを言える人間はほとんどいない。彼と彼のチームの成功を祈っている」とコメントを残している。




