天津権健に所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、ファビオ・カンナバーロ監督にバイエルン・ミュンヘン移籍を阻止されたことを明かしている。ベルギー『Le Vif』が報じた。
ヴィツェルは1月にゼニトから中国の天津へと移籍。ユヴェントス移籍が確実視されているなか、中国行きを決めたため、「金の亡者」と多くの批判を浴びた。しかし、ヴィツェルは中国に渡ったあとでも、欧州トップクラブからの興味を集めることは可能だと主張する。
「僕がいい例だよ。2週間前にバイエルンのカルロ・アンチェロッティがカンナバーロに電話で『ヴィツェルと連絡を取れるか』と電話してきたんだ。彼は僕をバイエルンに欲しがっていた。これは中国でプレーしていても、トップクラブから忘れられていないことを証明している」
「でもカンナバーロは『我々にも必要』と返したんだ。彼が僕をここに連れてきたわけだから、それは考慮しないとね」
カンナバーロへの信頼を語りつつ、バイエルンへの憧れを語るヴィツェル。ゴーサインさえ出れば、ビッグクラブ移籍は望むところのようだ。
「カンナバーロが青信号を出したら? そうだね。バイエルンはバイエルンだ。ユヴェントスに行くこともできるけど、バイエルンはその先を行っている。要するに言いたいことは、彼らは僕を忘れていないということだよ」


