バイエルン・ミュンヘンは9日、ドイツ代表MFのヨシュア・キミヒ(23)との契約延長に至ったことを発表。これまで2020年まで残っていた契約は、2023年までとなった。
2015年夏にRBライプツィヒからバイエルンへと向かったキミヒはドイツ王者でこれまで公式戦109試合に出場し、13ゴールをマーク。本職はボランチながら、バイエルンでは右SBに定着し、25キャップ(3ゴール)を記録するドイツ代表チームでも主に同ポジションで出場している。
そんなキミヒだが、バイエルンの公式ウェブサイトで契約延長について次のように喜びを表した。
「これほど早い時期に契約を延長できて、とてもハッピーだ。これにより、クラブや責任者たちが僕に大きな信頼を寄せてくれていること、僕をバイエルンが長期的に成功するための大事な要素と見てくれていることが示される」
「最高レベルで継続的に成長を遂げる機会を与えてもらい感謝している。クラブや代表チームで大事な役割を全うするためのベストな環境だ。今後数年における僕自身の目標、クラブの目標は非常に野心的だが、僕はそれらをチームとともに達成するために貢献し、全てを尽くす」
一方、カール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は「ヨシュアはここ2年半で我々のチームを支える選手に成長した」とコメント。「だから、我々は彼と長期に渡る契約を結べて嬉しい限り。彼の右SBとしての目覚ましい成長ぶりもあって、バイエルンはスムーズな過渡期を過ごすことができた」と昨年夏限りで現役引退に至ったフィリップ・ラームが抜けた穴を埋めることができたことを示唆した。


