バイエルン・ミュンヘンは13日、次期監督に現フランクフルト指揮官のニコ・コバチ監督を招へいすることを発表した。契約は2021年までとなる。
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトを率いるコバチ監督が、今夏の引退を表明しているユップ・ハインケス監督の後を継ぐことが決定。バイエルンはこの日、公式ウェブサイトを通じて正式に発表した。
声明ではハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は「我々はニコ・コバチを新監督として招くことができてとても幸せだ」とコメント。「ニコはバイエルンの元選手であり、幹部の人々、組織やクラブのDNAを熟知している。彼がバイエルンの未来において、正しい監督であることを確信している」と伝えた。
コバチは現役時代2001年~2003年バイエルンに所属し、34試合に出場。同じく同クラブでのプレー経歴を持つ、フランクフルトでアシスタントを務める弟のロベルト・コバチとともに、今夏からバイエルンに向かうことになる。
