ROBERT LEWANDOWSKI NIKLAS SÜLE ARTURO VIDAL BAYERN MÜNCHEN GERMAN BUNDESLIGA 21012018Getty Images

バイエルン、“お得意様”に苦戦も白星…レヴァンドフスキが頭で2発/ブンデスリーガ第19節

■ブンデス第19節 バイエルン 4-2 ブレーメン

バイエルン:ミュラー(41分、84分)、レヴァンドフスキ(63分、76分)

ブレーメン:ゴンドルフ(25分)、OG(74分)

ブンデスリーガ第19節が21日に行われ、バイエルン・ミュンヘンとブレーメンが対戦した。

首位のバイエルンは、後半戦最初のホームゲームで16位と苦しむブレーメンを迎えた。ユップ・ハインケス監督就任以降、無類の強さを見せるバイエルンは、今シーズンも残留争い濃厚のブレーメンとどのような戦いを繰り広げるのか。

14連勝中と得意にしているブレーメンを相手に立ち上がりからボールを支配するバイエルンだが、中央を固めたブレーメンの前になかなかボールを送り込めない。フランク・リベリのドリブルで突破口を見出すも、周りがついてこず。

逆にブレーメンFWマックス・クルーゼのヘディングシュートがポストに当たり、ゴールの薫りをさせると、25分に試合が動く。クルーゼのスルーパスにジェローム・ゴンドルフが抜け出し、足先で合わせる。これがGKスヴェン・ウルライヒの股を抜き、ゴールへ吸い込まれた。

ペースを崩されたバイエルンは、リベリを中心に攻めるが、なかなか噛み合わない。それでも脈絡なくゴールを生みだすのが王者たる所以。ジェローム・ボアテングが対角線でロングフィードを送ると、前線でトーマス・ミュラーがワントラップからボレーシュート。バイエルンが前半のうちにスコアをタイに戻す。

後半に入ってもなかなか決定機を作れず、アルトゥーロ・ビダル、キングスレイ・コマンを投入したバイエルン。スコアが動いたのはセットプレーから。ハメス・ロドリゲスのコーナーキックにロベルト・レヴァンドフスキが高い打点で合わせ、逆転弾を手にした。レヴァンドフスキは今季16ゴール目で、得点ランキングトップを走る。

しかし、今日のバイエルンは締まらない。ウルライヒのミスからコーナーキックを与えると、ニクラス・ズーレがオウンゴール。またもセットプレーから試合が動く。

それでもミュラーが狙いすましたクロスを送ると、再びレヴァンドフスキが頭でゴールにねじ込み、すぐに勝ち越しに成功する。

さらに前半とは打って変わり、攻撃が噛み合ってきたバイエルンはビダル、ハメスとつないで、最後はおしゃれに浮き球のパス。抜け出したのは神出鬼没のミュラーで、流し込んでドッペルパックを記録した。また、ミュラーはブンデスリーガ通算100ゴールとなっている。

苦戦もしながら、終わってみれば4ゴールの快勝。バイエルンは前半戦から続くリーグ戦の連勝を6に伸ばし、首位固めに成功している。

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