20190118_Haaland_Dortmund(C)Getty Images

ハーランドの衝撃デビューに古巣ザルツブルクの指揮官は冷静「アーリングをよく知っている」

年明けにボルシア・ドルトムントに加わったばかりのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは新チームでの初戦でいきなりハットトリックを達成。古巣のレッドブル・ザルツブルク率いるジェッシ・マーシュ監督は、同選手の今後のブンデスリーガでのさらなる躍進を予想する一方で、今冬の退団は育成クラブとしての評価に好影響をもたらしていると示唆している。

ザルツブルクで今シーズン前半戦で公式戦22試合28ゴールといった記録を叩き出した19歳は新天地デビュー、18日に行われたブンデスリーガ第18節アウクスブルク戦でその並外れの得点力を発揮。途中出場ながらこの一戦で放った3本のシュートすべてがネットに突き刺し、5-3の逆転勝利の立役者となった。

もちろん、ザルツブルクのスタッフもそんなハーランドのドイツでのデビュー戦に注目していたという。『transfermarkt.de』のインタビューに応じたマーシュ監督は「彼がピッチに立った時には試合時間はあまり残っていなかったね。我々は携帯でチェックしていたが、彼は一瞬のうちに1点目、2点目、そして3点目を決めた」と23分間でのハットトリックについて言及した。

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だが、同監督はそんな途中出場のデビューでハットトリックを奪うリーグ史上初の偉業にさほどの驚きを覚えていないようだ。

「我々はアーリングのことをよく知っている。彼は以前から大きな試合こそで輝くプレーヤーだった。ドルトムントが今後も彼が相手ゴールに近い位置でボールを受けられるような状況をつくれば、必ずゴールを量産するだろう」

これまでのコメントでは同選手の退団に関して冷静に受け止めている様子をうかがわせていたアメリカ人指揮官。インタビューではドルトムント行きに関して「すべての物事が非常に早く進んだ」と振り返り、「おそらく結果的には我々が望んでいたよりか早く次に向かったと言えるだろう」とも認めた。

しかし、今冬にはリヴァプールが獲得した日本代表FW南野拓実も失ったザルツブルクだが、それでもマーシュ監督は悲観視せず。「我々のスカウト陣はファンタスティックな仕事をしている」と指摘すると、ニューヨーク・レッドブルズ監督時代から知る、昨夏までアシスタントを務めていたRBライプツィヒに加入した20歳のアメリカ代表MFタイラー・アダムスを引き合いに出しながら次のように語った。

「これほど早い成長を見せる選手の多くは何も恐れない生まれつきの度胸のようなものを持っている。ビッグな選手はベストチームとやることに居心地の良さを感じているんだ。タイラーもそうだったが、アーリングもそういった面がすごく似ている」

オーストリア王者のチームに次の新星が登場する日もそう遠くないかもしれない。

「タレントを育てるクラブとして評判を上げるのはポジティブなことと考えている。今回の移籍ウィンドーでもたくさんの選手たちがうちに来たがっているよ。豊富な才能を持つ多くの選手たちはここで自身キャリアの次の一歩を踏み出すことが可能だと知り、ほかのビッグクラブではなくザルツブルクを選んでくれるんだ」

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