ハーグリーブス氏はイガロを高く評価「ユナイテッドが手放したらむしろ驚く」

【欧州・海外サッカーニュース】冬の移籍市場で、短期レンタルでマンチェスター・U（プレミアリーグ）加わったイガロは間もなく契約が切れる。クラブOBのハーグリーブス氏は「残すべき」との見解を示している。

冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドに加わったFWオディオン・イガロ。中国の上海申花から6月までの短期レンタルながら結果を残していることから、マンチェスター・Uは買い取りを検討していると伝えられていたが、その去就はまだ定まっていない。

マンチェスター・UのOBである元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏は、ナイジェリア代表FWを高く評価している模様だ。『TalkSPORT』に対して、マンチェスター・Uの現有戦力について次のように言及している。

「私はユナイテッドのアタッカーの中で、マーカス（ラッシュフォード）とアンソニー（マルシャル）が大好きだよ。彼らはボールを受けるのがうまいし、裏を取る動きは本当に素晴らしい。彼らがいるだけで中盤にとってはパスの選択肢が増えるし、その機能性は間違いなく重要なものだ」

冬の移籍市場から短期レンタルで加わったイガロについては「常にネームバリューのある選手を獲得しなければならない、なんてことはないだろう。必要な補強をすべきであって、彼はチームに合致する選手だった。また、彼はチームのために動けるタイプのFWだ。少しでも長くマンチェスターに留まるよう、動くべきだと思っている。もしもイガロが去ることになったら、私は驚くだろうね」と述べている。

「イガロはうまくいけば残るだろう。ただ、インテルに貸し出しているアレクシス（サンチェス）が戻ってくるだろうからね。おそらくブルーノ（フェルナンデス）や（ポール）ポグバと相性の良いアタッカーで構成したほうが良いだろう。それにダニエル・ジェームズも順調に成長を見せている」

今冬の移籍市場でイガロはマンチェスター・Uに加わり、リーグ戦では4試合ノーゴールだが、UEFAヨーロッパリーグでは3試合2ゴール、FAカップでは1試合2ゴールの成績を残していた。

マンチェスター・Uの前線は来季、どのような布陣となるのだろうか。ハーグリーブス氏も高く評価するイガロをマンチェスター・Uは短期間で手放すのか、それとも契約延長の申し入れをするのかという選択肢は、今後も注目を集めることになりそうだ。

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