6日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップで日本代表はニュージーランド代表と対戦する。前日記者会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督が試合に向けてコメントしている。
「3日間の合宿でトレーニングや、全体ミーティングも行った。個別にも話ができている」と、充実感を示したハリルホジッチ監督。特に選手と会話することをより大切にしていたようだ。
「ほとんどの選手と会話をしました。とあるミーティングで私はW杯に向けての精神の話をした。つまり、W杯に向けての準備はもう始まっているという話をした」
「その準備ができていなければ、後悔につながってしまう。フラストレーションと屈辱を感じることになるということを話したくて伝えました」と、残り8カ月に迫った本番へ向けた選手の意識改革を行っているようだ。
さらに、本大会までの8カ月は「自分のポジション勝ち取る戦いをしないといけない」と、クラブでの定位置争いにも言及。W杯へベストな準備をすることを求めている。
「もし、体脂肪率が12パーセント以上の選手がいたとすれば、その選手は準備ができていないということで、リストに入ることはありません」とキッパリ。残された時間で、準備をやり切る重要性を説いた。
ニュージーランドについては「とてもフィジカルなチームでデュエルというコンセプトがしっかりある。非常にアグレッシブ」と評価。「ニュージーランドも重要なプレーオフに向けての準備をしている最中。彼らもワールドカップに出場したいという気持ちで戦うだろうし、モチベーションは高いと思います」と予想した。
「前回サウジアラビアに負けている。ここで連勝したい。そしてしっかり自信をつけて11月の合宿に向けてまた準備をしたい」と、この10月2連戦で連勝を目標に掲げた。
