2017-11-15-japan-halil(C)Getty Images

ハリル監督はクロアチア代表を激推し?「日本代表より強い。同組避けたい」

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督がクロアチアメディアのインタビューに応じ、クロアチア代表の印象や、自身の考えるロシア・ワールドカップの優勝候補などを語った。

先日、ペルーが最後の1枠を勝ち取ったことにより、出場全32カ国が確定したロシアW杯。12月1日に行われる抽選会では、日本はポッド4に入ることが確定し、世界の強豪国としのぎを削ることになる。

ハリルホジッチ監督は『24 sata』のインタビューで、ポッド2に入るクロアチアと同じグループになるのは避けたいと語っている。今回の欧州予選でプレーオフに回るなど苦しい戦いを強いられたクロアチアだが、日本代表指揮官は「我々より強い」とし、その強さを認めている。

以下に続く

「クロアチアとは同組になりたくない。単純に我々より強いからね。目標はグループ突破であり、ラウンド16に進むのは良い結果だろう」

「少なくとも、クロアチアは準々決勝にまでは進めるだろう。そうでなかったら失敗と言える。素晴らしい選手たちがいるが、まだ完全にチームであるとは言えない。この世代にとってはラストチャンスになるだろうね」

ハリルホジッチ監督は2016年夏に行われたユーロ2016で、クロアチア代表を「台風の目」「優勝候補」として挙げた過去がある。今なお、高い評価を下しているようだ。

そのクロアチア代表で主将を務めるMFルカ・モドリッチは、先日発表された『Goal 50』で3位に選出されている。ハリル監督は、レアル・マドリーでプレーするモドリッチを、「世界最高のMFの1人」と手放しで称賛している。

「『Goal 50』でベスト3に入ったことは、彼の実力を証明するものだ。世界のベストMFの1人だろう。世界最高の選手になるために必要なのは、得点だけだろうね」

今回のW杯では、オーストラリアが大陸間プレーオフで勝ち抜けたことにより、アジアから5カ国が出場することになった。ハリルホジッチ監督は、クロアチアにとって最適なアジアの国は、サウジアラビアだと語っている。

「イランは良い選手たちがいるし、ベストチョイスではないだろう。(クロアチアにとって)最適な相手は、おそらくサウジアラビアになる」

そして優勝候補筆頭には、日本代表が10日に対戦したブラジルを挙げている。

「ブラジルが優勝候補ナンバーワンだろう。彼らは今、攻撃だけに頼ることなく、守備面でも学んでいる。今では3つのブロックを敷いて守ることができる。これは近年において大きな変化だ。対戦してどれだけ強いか思い知らされたし、2014年大会より確実に強くなっている」

▶サッカーを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。

広告