日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、2018年に行われるロシア・ワールドカップ後に退任する意向であることを明らかにした。クロアチア『Sportske novosti』が報じている。
ハリルホジッチ監督は2015年3月、ハビエル・アギーレの後を継いで日本代表に就任。「縦に速いサッカー」を掲げ、日本を6大会連続6度目のワールドカップ出場へと導いた。
前回ワールドカップではアルジェリア代表を率いてグループステージ突破、さらにはドイツ代表と激闘を演じるなど、躍進を果たしてハリルホジッチ自身も名を上げた。来年に迫るロシアW杯では、日本代表史上最高のベスト8以上の成績が求められているが、日本に長くとどまることはないようだ。
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「私にはいくつかオファーが届いているが、日本サッカー協会との契約を反故にするつもりはない。私の計画は日本代表をロシアに連れていき、そこで最高の輝きを放つことだ。大会が終われば、おそらく別の方向へ進むことになるだろう」
かつてリールやレンヌ、パリ・サンジェルマンを率いた経験を持つハリルホジッチは、フランスに戻るという強い希望があると伝えられている。惜しまれるように日本を去るか、ひっそりと母国へ帰ることになるのかは、来年明らかになるだろう。