日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、9人ものアタッカーを選出した理由について言及している。
日本サッカー協会(JFA)は24日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のオーストラリア戦(8/31)、サウジアラビア戦(9/5)に臨む日本代表27名を発表した。
ハリルホジッチ監督は本田圭佑、久保裕也、岡崎慎司といった常連組を招集しつつ、ケガで状態が不安視されていた大迫勇也や、セレッソ大阪で好調をキープする杉本健勇を選出している。
浅野拓磨、久保の招集については試合に出続けていること評価。一方で、ヘルタ・ベルリンで定位置を失った原口元気に関しては「移籍のことが(出場機会に)影響しているかもしれない」と語りながら、フィジカル的には問題ないことを強調した。負傷していた大迫についても、メディカルスタッフからの報告はポジティブとのことで、トップフォームを取り戻せることを期待しているようだ。
プレミアリーグで2試合連続ゴールを挙げている岡崎慎司とポジションを争う杉本についてはこのように語る。
「杉本は2年間チェックし続けており質が高い。さらに体格もある。珍しいタイプの選手だ。少し波があった部分はあるが、こうして呼べるのはうれしい。サッカーの高い質、テクニックを持っている選手だと信じている。彼は意欲的にしっかりとトレーニングすればいい選手になれると思う」
また、9人ものアタッカーを招集したことにも言及。合宿の中で、メンバーを決めていくと考えているようだ。
「ごらんのとおり9人のFWを呼んでいる。その中から全員を見たうえでスタメンを決めていきたいと思う。効果的なプレーをすることが今回FWに求められる。誰が点を取るのかではなくチームが勝つことが重要」
▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう