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ハメス電撃退団のレアル・マドリー、10番にまつわる呪縛...フィーゴ以来成功をつかんだ選手はおらず

レアル・マドリーは11日、MFハメス・ロドリゲスの移籍でバイエルン・ミュンヘンと合意した。

ハメスが去り、マドリーの「10」番は空き番号となる。だがルイス・フィーゴ以来、同クラブで10番を着けて確固たる地位を築いた者はいない。

フロレンティーノ・ぺレス会長は、2000年の会長選で当時バルセロナに所属していたフィーゴの獲得を公約。有言実行で“禁断の移籍”を実現させ、フィーゴに10番を与えた。そしてマドリーは2002年に見事チャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成している。

しかし、マドリーで10番を背負って栄光に輝くのはいかにも難しい。「ペレの再来」と期待されたロビーニョはリーガエスパニョーラで一度優勝を果たしたものの、欧州の頂に立つことなく4200万ユーロと引き換えにマンチェスター・シティに渡った。

ヴェスレイ・スナイデル、メスト・エジルも「10」の壁にぶつかった。スナイデルは移籍1年目で出色の出来を見せたが、2年目以降パフォーマンスは下降線をたどり、最終的にインテルに売却されている。エジルは華麗なプレーでマドリーファンの心をつかんだが、中心選手としてCLを制することはなく、アーセナルに移籍した。

この夏、ハメスの退団でマドリーの10番が空く。MFルカ・モドリッチ、マルコ・アセンシオ、イスコに継承の可能性があるが、新10番は果たしてこの呪縛を解き放てるだろうか。

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