オイペンを奇跡の残留に導いたFW豊川雄太が称賛を集めている。ベルギー『walfoot』が報じた。
オイペンはジュピラー・リーグ最終節でムスクロンと対戦した。途中出場を果たした豊川は、3ゴール1アシストの活躍で4-0の勝利に貢献し、チームは得失点差で最下位を脱出。奇跡の逆転残留に導いている。
試合後、ピッチへとなだれ込んできたファンから胴上げの祝福を受けた豊川は、慣れない英語で、キャリア初のハットトリックであることを明かしつつ、チームを救いましたねという質問には「はい、ヒーローになったみたいです。最高の気分です!」と興奮交じりで話した。
指揮官のクロード・マケレレは豊川を称賛しつつ、起用のタイミングについても説明している。
「すべての若者がユータを模範にするべき。最初の練習のときに彼はリズムを失っていたが、メンタリティーは素晴らしかった。彼にスペースが必要なのはわかっていたので、正しいタイミングで投入できたと思うね」
ベルギー人DFのマイケル・ティルパンも豊川の活躍には手放しで喜びの声を上げた。
「彼はとても良いやつだ。別の文化がある国から来て、言葉も喋れないけど、フィットするために全てをやっていた。彼の活躍は嬉しいよ」
セネガル人アタッカーで、リーグ戦ではチーム最多の9ゴールを挙げたエンバイェ・レイェも「間違いなく今日は彼の日だった。ハードワーカーで、今日のヒーローに値していたね」と話している。


