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バルセロナが「ゴールを決めるな」と要請…レヴァンドフスキが明かす驚きのエピソード「話したくないこともある」

バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキは、2022-23シーズンのエピソードについて語った。

2022年夏にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに加入したレヴァンドフスキ。ここまで公式戦165試合で109ゴール22アシストを記録しており、2度のラ・リーガ制覇やコパ・デル・レイ優勝に貢献、2022-23シーズンにはリーグ得点王にも輝いている。

そんな37歳のポーランド代表FWだが、現在大きな注目を集めている。先日セバスティアン・スタシェフスキ氏が発売した「レヴァンドフスキ」という伝記によると、2022-23シーズンのラ・リーガ最後の2試合前にバルセロナ幹部と会談。バイエルンとの契約で「ラ・リーガで25ゴール以上決めた場合、250万ユーロ(約4.6億円)を支払う」という条項が存在したため、リーグ優勝を決めた後の最後の2試合でゴールを決めないように要請されたという。

最終的に同シーズンは23ゴールで得点王に輝いたレヴァンドフスキだが、ポーランド人ジャーナリストボグダン・リマノフスキ氏の『Youtube』チャンネルでこの驚きのエピソードについて言及した。

「話したくないこともあるよ。バルセロナとそこで働くスタッフには心からリスペクトがあるからね」

「クラブの状況は認識していた。クラブのために解決すべき問題は他にもたくさんあったんだ。要するにあれはボーナスのようなもので、バルセロナが1ユーロでも気にしていたことは周知の事実だ。それは決して小さな金額ではないし、僕にとっても変化はなかった。そのこと自体には問題ない。でも、それが頭から離れず、ゴールを決めるべきかどうか迷ったこともあったね」

なおレヴァンドフスキは、現行契約が今季限りで満了となる。将来については「監督とは他クラブの関心について話していないよ。給与を半分に減らすという話もない。クラブの希望と、僕が何をベストと考えるかによって決まるね。まだ決断する時間もあるし、プレッシャーもない。今はどの道を選ぶかわからないよ」と語っている。

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