バルセロナは、ハンジ・フリック監督の契約延長を発表した。
昨夏にチャビ・エルナンデス監督の後任としてバルセロナの指揮官に就任したフリック監督。すると、チームはラ・リーガ開幕12試合で11勝を挙げるなど絶好調を維持し、一時期の低迷を乗り越えて2年ぶりのラ・リーガ優勝を成し遂げた。さらに、コパ・デル・レイとスペイン・スーパーカップでも決勝で宿敵レアル・マドリーを抑えて優勝を果たした。
指揮官就任1年目からクラブに3つのトロフィーをもたらしたフリック監督は、この度2026年夏までの現行契約を更新することで合意。2027年夏までの2年契約にサインしたことが発表された。
フリック監督はクラブの公式ウェブサイトで「ここで続けられてとてもうれしい。これが終わりではなく、このチームにはポテンシャルがあるように感じている」と話し、以下に続けた。
「もちろん、苦しんだ時期もあったが、我々は浮足立たず、信じられないレベルでプレーした。シーズン後半、我々は今シーズンに成し遂げたすべてにふさわしかった。私は彼らと仕事できることに満足している。私はバルセロナに居たいし、この最高のクラブで選手たちと働くことを気に入っている。我々にはとても良い関係性があると思う」
さらに、新シーズンに向けた抱負を語ったフリック監督は、チームにはさらなる改善が必要なことを訴えた後、「もちろん、我々はさらに多くのタイトルを手にしたい。なぜなら、ここはバルセロナだ。タイトルを勝ち取る必要がある」とコメントした。