現地時間21日、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)はリーグフェーズ第7節が行われ、伊藤洋輝の所属するバイエルンはホームのアリアンツ・アレーナにユニオン・サン=ジロワーズ(SG)を迎えた。
勝てばノックアウトフェーズのストレートイン(8位以内)がほぼ確実なものとなるバイエルン。ターンオーバーも予想されたが、キミッヒが先発に復帰し、負傷者多数の右サイドバックにはゲレイロを起用。伊藤はムシアラ、ニャブリ、アルフォンソ・デイヴィスらと共にベンチからのスタートとなった。
立ち上がりからボールを保持して試合を支配するバイエルンだが、全員が自陣に引いてカウンターを狙うユニオンSGの守備に手を焼き、逆に思い切りのいいカウンターからユニオンSGが決定機を作り出す。30分には、右クロスをゴール前のプロミス・デイヴィッドが頭で合わせる。しかし、至近距離からの決定的なヘディングはGKノイアーが素晴らしい反応ではじき返した。
押し込みながらも思うように決定機を作ることができなかったバイエルンは後半も攻勢に試合を進める。迎えた52分、オリーセの右CKをニアサイドのケインが頭で合わせ、バイエルンが均衡を破った。
先制したバイエルンはさらに直後の54分、カウンターからゴール前でスルーパスを受けたケインがGKスヘルペンをかわしたところで倒されPKを獲得。このPKを自らゴール右へと沈め、あっという間に点差を2点に広げた。
完全にバイエルンペースとなる中、63分にアクシデントが発生。キム・ミンジェが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、2点リードのバイエルンは10人での戦いを余儀なくされた。
センターバックが欠けたバイエルンは67分、カールとゲレイロに代えてデイヴィスと伊藤を投入。4-2-2-1で伊藤がセンターバックに入り、デイヴィスが左サイドバック、右サイドバックにはビショフが移った。
迎えた77分、ペナルティーエリア右で仕掛けたオリーセの折り返しがバンデペールの腕に当たり、VARの結果、バイエルンにPKが与えられる。このPKをケインが再び蹴ると、左のクロスバーを直撃。名手のまさかのPK失敗で点差は2点のままとなった。
2点を追うユニオンSGは数的優位を生かして反撃に出たいものの、バイエルンも数的不利ながらケインが中盤に下りてボール保持に貢献。上手く時間を作りながらユニオンSGに反撃の機会を与えず、アディショナルタイムの4分間もクリーンシートに抑えたバイエルンがリーグフェース2位の座をキープした。
■試合結果
バイエルン 2-0 ユニオンSG
■得点者
バイエルン:ケイン(52分、55分PK)




