ネイマール移籍交渉、PSGとバルセロナが条件面で合意と報道

ブラジル代表FWネイマールの移籍交渉に関して、所属先のパリ・サンジェルマン（PSG）とバルセロナが条件面で基本合意しているようだ。イギリス『BBC』などが報じた。

PSGからの退団を希望し、今夏の移籍が取りざたされているネイマール。『BBC Radio 5』でギジェム・バラグ氏が語ったところによれば、バルセロナは2億ユーロ（約235億円）＋DFジャン＝クレール・トディボ、MFイヴァン・ラキティッチに加え、FWウスマーヌ・デンベレをレンタル移籍させるというオファーでPSGと条件面で合意したようだ。

一方で、クラブの思惑とは別に、ネイマールのオペレーションに含まれたバルサ側の3選手は、条件面が合意した時点で何も知らされていないようだ。バラグ氏は、「まだ終わっていない。3選手は誰一人として退団したいとは言っていないので、まだ渡らなければならない大きな橋がある」とコメントした。

また、移籍市場に精通するイタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』も、バルセロナとPSGの基本合意を報道。デンベレのPSG移籍に関しては不透明な状況であると伝えている。バルサとネイマールの個人条件面でも基本合意しており、代理人は最後の詳細を詰めている段階とのことだ。

2017年の夏に世界最高額2億2200万ユーロでPSG入りしたネイマールだが、移籍市場のデッドラインとなる9月2日までに、すべてがまとまり古巣に帰還するのか。スーパースターの去就に注目が集まる。

ラ・リーガ