パリ・サンジェルマン（PSG）は条件付きでFWネイマールのレアル・マドリー移籍を許可する構えのようだ。『Goal』の取材によって明らかになった。
パリ・サンジェルマンの会長であるナセル・アル・ケライフィは、ネイマールに対してチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げれば、スペイン帰還を許可することを約束しているという。数週間に渡り、ネイマールの夢とも伝えられるレアル・マドリー移籍は俄然現実味を帯びてきた。
ネイマールはPSGで23試合24ゴールと、フランスで圧倒的な実力を見せつけている。それでも、レアル・マドリーでプレーすることが自身の夢であることを隠す様子はない。
また、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は昨年の12月、バロンドールの授賞式の際に「レアルにいれば、バロンドールを取ることは簡単になる。レアルは最高の選手になるのに必要なことをすべて与えられる。私はすでにネイマールに対して『君がほしい』と伝えたことは全員が知っているだろう」とコメントしている。
ネイマールは13歳のときにレアルのトライアルを受けた過去がある。一方で、2013年にスペインへと渡る際にはレアルのオファーを蹴ってバルセロナへと加入した。パリとの契約は2022年まで残っているものの、“夢”のためにビッグディールは実現するのか。来夏の去就に注目が集まりそうだ。
